東北のちょっと変わった温泉地

東北のちょっと変わった温泉地

東北のちょっと変わった温泉地

夏に温泉旅行へ出かける方も多いでしょう。ゆっくりのんびり温泉に浸かって疲れを癒すのも良いですうが、「お湯に浸かっているだけでは物足りない」という方もいるでしょう。そんな方におすすめするちょっと変わった東北の温泉地を紹介します。

 

・秋田県 川原毛大湯滝

 

「川原毛大湯滝」は、川原毛地獄付近で湧いた源泉が沢の水と合流し、巨大な天然温泉の滝となって流れてくる、国内でも珍しい野湯です。完全に自然の温泉地なので、無料で入浴できる混浴の温泉です。山奥にある自然の温泉ですが、男女別の脱衣場が設置されているので、安心して水着に着替えることができます。

 

この温泉は沢の水が混ざっているので、夏以外の季節は冷たくて入ることができません。そのため、入浴できるのは7月~9月の夏場だけです。ただ、秋にはきれいな紅葉を見ることができ、天候が良ければ足湯として楽しめます。

 

・山形新幹線「とれいゆ つばさ」

 

「とれいゆ つばさ」は、山形新幹線の観光列車で、座席が畳になっている「お座敷指定席」や、車内で地酒やワイン、ソフトドリンク、アイスクリームなどをいただけるバーカウンターなどがあります。そして、最大の特徴が、国内発の“足湯”を楽しめる車両です。

 

和モダンな雰囲気の車両に、紅花色の鮮やかな湯船に足を浸し、目の前には、美しい自然の風景が流れていきます。ただし、足湯は誰でもいつでも入れるわけではなく、旅行ツアー商品で足湯利用券を申し込む必要があります。ただ、当日に空きがあれば、15号車の売店で利用券を販売しており、足湯を利用できることもあります。足湯利用券には、オリジナルタオルと袋が付いてくるので、手ぶらで足湯を楽しめます。

 

至れり尽くせりの贅沢気分を味わえるとれいゆ つばさは、温泉旅行も楽しめるユニークな新幹線です。

 

・岩手県 雫石プリンスホテル

 

「雫石プリンスホテル」は、雫石スキー場の目の前にあり、スキーやゴルフ、観光など、リゾートライフを満喫できるホテルです。

 

このホテルでおすすめしたいのが、屋根付き露天風呂の「雫石高倉温泉」です。春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季を肌で感じながら入れる情緒あふれる露天風呂です。さらに驚きなのが、露天風呂のすぐそばには、美しい鯉が泳ぐ池があるので、鯉と一緒に温泉に浸かっているかのような貴重な体験ができます。

 

また、雫石プリンスホテルの夕食は、岩手山を眺めながら食事をいただけるレストランで、国産牛のローストビーフやズワイガニなど、贅沢な料理をブッフェスタイルで堪能できます。

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